川越食べ歩き|着物でも疲れない!最新「りそなコエドテラス」拠点の映え&効率ルート
「着物で川越散策、憧れますよね。でも、慣れない草履で歩き回って、お昼には『足が痛い…』なんてことになったら、せっかくの女子旅も台無しになってしまいます。」
年間50回以上川越に通い、多くのお客様の着物散策をサポートしてきた私が断言します。川越観光で最も大切なのは、お店選びよりも「移動手段」と「休憩拠点」の確保です。
この記事では、2024年5月にオープンしたばかりの新施設「りそなコエドテラス」と、意外と知られていない「バスの活用法」を組み合わせた、絶対に疲れない最強の食べ歩きルートをご提案します。賢く回って、最後まで笑顔で映える写真を撮りましょう!
この記事を書いた人

結衣
食べ歩き大好き
食べ歩き大好きで、川越にも何度も通っている地元密着フーディスト
なぜ、川越の着物デートや女子旅は「午後」に空気が悪くなるのか?
「せっかくだから、駅から歩いて行こうよ!」
その気持ち、痛いほど分かります。私も初めて着物で川越を歩いた時、同じことを思いました。でも、これが川越観光における最大の失敗パターンなんです。
まず、玄関口である「本川越駅」や「川越駅」から、メインの観光地である「一番街(蔵造りの町並み)」までは、約1.2kmから2km離れており、徒歩で移動すると片道20分以上かかります。
普段のスニーカーなら何でもない距離ですが、履き慣れない草履での20分は、想像以上に体力を奪います。さらに、一番街から人気の「川越氷川神社」までは、さらに約1km歩く必要があります。
私が案内したお客様でも、張り切って歩いて移動した結果、お昼過ぎには足の指の間が擦れて痛くなり、会話が減って笑顔が消えてしまう……なんて悲劇を何度も見てきました。
着物での移動において、徒歩での全エリア制覇は苦行でしかありません。
「魔法の杖」はありませんが、賢い「移動戦略」はあります。次章で紹介する2つのアイテムを使って、足の痛みを完全に回避しましょう。
【結論】疲労ゼロで映えるための「2つの神器」
着物散策の成功のカギは、「いかに歩かないか」と「いかに快適に休むか」にかかっています。そのために必要なのが、「東武バスの一日乗車券」と「りそなコエドテラス」という2つの神器です。
神器1:東武バス「小江戸川越一日乗車券」(400円)
まず1つ目は、東武バスウエストが販売している「小江戸名所めぐりバス一日乗車券」です。
多くの観光客は、レトロな外観の「小江戸名所めぐりバス」しか乗れないと勘違いしていますが、実はこのチケットの最大のメリットは、頻繁に走っている「一般路線バス」にも乗り放題になることなんです。
観光バスは休日になると満員で乗れないことも多いですが、市民の足である東武バスの一般路線バスは本数が非常に多く、待ち時間ほぼゼロで移動できます。
✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: 駅に着いたら、コンビニに行く前にまず「東武バス一日乗車券」をスマホで購入してください。
なぜなら、多くの人は「疲れたらバスに乗ろう」と考えますが、着物の場合、疲れてからでは遅いからです。 最初から「バスで移動する」と決めておくことで、東武バス一日乗車券が草履ズレによる疲労を未然に防ぐ最強の保険となります。モバイルチケットなら画面を見せるだけで乗降できるので、着物の袖から財布を出す手間も省けますよ。
神器2:2024年開業「りそなコエドテラス」
そして2つ目が、2024年5月にオープンしたばかりの複合施設、「りそなコエドテラス」です。
旧埼玉りそな銀行川越支店の歴史的建造物をリノベーションしたこの施設は、一番街のど真ん中に位置しています。ここを観光の「ベースキャンプ(拠点)」として活用することが、私の提案する新しい川越攻略法です。
りそなコエドテラスは、一番街という観光エリアの中心にありながら、誰でも利用できるきれいなトイレ、座って休憩できるテラス席、そしてWi-Fi環境を提供しています。
これまで川越の食べ歩きは、「買ったはいいけど食べる場所がない」「トイレがどこも混んでいる」という問題がありましたが、りそなコエドテラスを拠点にすることで、これらの悩みが一気に解消されます。
🎨 デザイナー向け指示書:インフォグラフィック
件名: 川越エリア概念図と「2つの神器」の役割
目的: 駅、一番街、氷川神社の距離感と、バス・りそなコエドテラスがどう機能するかを視覚的に理解させ、「歩くのは無理」と納得させる。
構成要素:
1. タイトル: 着物旅の正解ルート!「バス」×「拠点」戦略
2. 地図要素:
– 下部:川越駅・本川越駅
– 中央:一番街(ここに「りそなコエドテラス(拠点)」を大きく配置)
– 上部:川越氷川神社
3. 矢印・動線:
– 駅⇔一番街⇔氷川神社をつなぐラインに「東武バス(一般路線もOK!)」アイコン。
– 「徒歩20分(1.2km)」という距離表記に「× 徒歩はキツイ」マーク。
4. メリット吹き出し:
– りそなコエドテラスに「トイレ・休憩・Wi-Fiのオアシス」
– 東武バスに「待ち時間ゼロで足を守る」
デザインの方向性: パステルカラーを用いた可愛い地図風イラスト。距離感の遠さを強調しつつ、拠点の安心感を目立たせる。
参考altテキスト: 川越観光マップの概念図。駅、一番街、氷川神社の位置関係と、東武バスおよびりそなコエドテラスの活用イメージ。
タイムスケジュール公開! 朝イチ氷川神社〜りそな拠点の実践ルート
では、実際にこの2つの神器を使った、佐々木ミサキさん(26歳・ITマーケター)におすすめの「疲れない&映える」モデルコースをご紹介します。
ポイントは、混雑する場所を朝一番に済ませ、昼以降は拠点の近くでゆったり過ごす「逆張り」の動き方です。
10:00 川越氷川神社へ直行(バス利用)
本川越駅または川越駅に到着したら、すぐに東武バスに乗り込み、「川越氷川神社」へ直行します。
川越氷川神社は、お昼を過ぎると観光客で激混みになり、人気の「鯛みくじ」や「絵馬トンネル」で人を入れずに写真を撮るのが不可能になります。 また、午後になると日差しの関係で逆光になりやすいため、川越氷川神社での撮影は午前中、それも朝一番が鉄則です。
11:30 一番街へ移動&ランチ
撮影に満足したら、再びバスに乗って一番街へ戻ります。「一番街」バス停で下車すると、目の前には蔵造りの町並みが広がっています。
ランチは、12時のピーク前に入店するのがスマートです。着物でも食べやすく、川越名物の「うなぎ」や「さつまいも御膳」を楽しめるお店を予約しておくと安心ですね。
13:00 りそな拠点で食べ歩き開始
ランチの後は、いよいよ食べ歩きタイムです。ここで「りそなコエドテラス」の出番です。
一番街周辺には、「小江戸おさつ庵」のおさつチップや、「ミオ・カザロ」の長いソーセージなど、魅力的なテイクアウトグルメがたくさんあります。これらを購入したら、一度りそなコエドテラスへ戻りましょう。
りそなコエドテラスの屋外広場やポケットパーク(公開空地)は、ベンチなどが整備されており、購入したグルメを落ち着いて楽しむのに最適です(※施設内カフェへの持ち込み可否は現地の最新ルールをご確認ください)。
「疲れたらすぐりそなへ戻る」。 このルールを決めておくだけで、精神的な余裕がまったく違います。

着物女子が知っておくべき「トイレ・休憩」のリアル事情
着物での観光中、最も切実な問題がトイレです。着物は脱ぎ着が大変なうえ、帯で締め付けられているため、狭い個室や和式トイレは避けたいところです。
しかし、古い町並みが残る川越では、店舗のトイレが狭かったり、公衆トイレが混雑していたりすることがよくあります。
そこで、私が厳選した、着物でも安心して利用できる「広くてきれいなトイレ」をご紹介します。
| 施設名 | おすすめポイント | 場所 |
|---|---|---|
| りそなコエドテラス | 2024年オープンのため最新で清潔。パウダールームも完備されており、着崩れ直しに最適。 | 一番街の中心 |
| 小江戸蔵里 (くらり) | 元酒蔵を改装した施設。トイレが広く、数も多いので並びにくい。お土産選びにも便利。 | 本川越駅寄り |
| 川越まつり会館 | 意外な穴場。観光客があまり殺到しないため、落ち着いて利用できる。 | 一番街の北側 |
りそなコエドテラスは、トイレだけでなく、着崩れを直せる鏡付きのスペースも充実しているため、着物女子にとってはまさにオアシスのような存在です。 困ったらまずここを目指してください。
よくある質問 (FAQ)
最後に、川越での着物散策について、お客様からよくいただく質問にお答えします。
Q: 本川越駅から一番街まで、商店街を見ながら歩くのはダメですか?
A: 行きは良いですが、帰りの体力を考えるとバス推奨です。
本川越駅から続く「クレアモール」という商店街は賑やかで楽しいですが、非常に長く、一番街に着くころには30分以上歩くことになります。体力に自信がある場合でも、片道(特に帰り)は必ずバスを使うことを強くおすすめします。
Q: 食べ歩きグルメは、歩きながら食べてもいいですか?
A: いえ、「歩き食べ」はマナー違反です。
「食べ歩き」とは、お店を巡って楽しむことですが、購入した商品を歩きながら食べる「歩き食べ」は、服を汚したり、他の方の迷惑になったりするため禁止されています。必ず店先のベンチや、今回ご紹介したりそなコエドテラスのような飲食可能なスペースで立ち止まって召し上がってください。
まとめ
「無理せず、賢く、可愛く」。これが、川越着物旅を成功させる合言葉です。
- 東武バス一日乗車券を買って、移動の疲労をゼロにする。
- りそなコエドテラスを拠点にして、トイレと休憩の不安をなくす。
- 朝イチで氷川神社に行き、混雑知らずで写真を撮る。
この3つのポイントさえ押さえれば、足の痛みに悩まされることなく、友人との会話と川越の美味しいグルメを心ゆくまで楽しむことができます。
さあ、今すぐ友人にこのルートを提案して、今度の週末は最高の川越旅を実現させましょう!


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